【初心者でも安心】エルメのリッチメニューが表示されない原因と解決方法をやさしく解説
LINE公式アカウントをもっと便利に使いたい!そんな方に人気なのが、LINEの拡張ツール「エルメ(L Message)」です。
エルメを使えば、LINEを使った集客や販売、アフターフォローまでを一括で自動化できるようになります。
中でも、「リッチメニュー」という機能はとても便利。
LINEのトーク画面の下に、ボタン付きの画像メニューが表示され、そこからユーザーを予約ページやショップページに誘導できたり、チャットや問い合わせなどのアクションにつなげることができます。
しかし、実際にリッチメニューを作ってみたものの、「なぜか表示されない」という問題でつまずく方も少なくありません。
設定は合っているはずなのに、トーク画面にメニューが出てこない…そんなときは、焦らずに原因を一つずつ確認していきましょう。
この記事では、エルメ初心者から中級者の方まで、誰でもわかりやすく理解できるように、「エルメ リッチメニュー 表示されない」という状況の原因と解決方法をまとめました。
「ちゃんと設定したのに動かない」「どこが間違っているのかわからない」という方に向けて、よくあるトラブルパターンを整理しながら丁寧にご紹介します。
リッチメニューは、ユーザーにとって見やすく使いやすいだけでなく、運営者にとっても「案内がスムーズになる」「接客の手間が減る」「コンバージョンが上がる」といったメリットがたくさんあります。
表示されない原因をしっかり解消して、LINE公式アカウントを最大限に活用しましょう!
リッチメニューとは?まずは基本をわかりやすく解説
リッチメニューの役割とは?
LINE公式アカウントを活用してビジネスや店舗運営をしている方にとって、「リッチメニュー」はとても便利な機能です。
リッチメニューとは、LINEのトーク画面の下に大きく表示される画像付きのボタンメニューのことです。
このメニューには、いくつかのボタンを配置でき、それぞれにリンクやアクションを設定できます。
例えば、ユーザーが「予約」ボタンをタップすれば予約ページにジャンプできたり、「キャンペーン」ボタンを押せば割引情報を表示したりと、LINE上での操作をとてもスムーズにすることができます。
つまり、リッチメニューはユーザーの行動をサポートするための“ナビゲーション”のような役割を果たしてくれるのです。
トーク画面の下に常時表示されるため、お客様の目に自然と入る形で情報を届けることができ、サービス導線の改善や顧客満足度の向上につながります。
エルメを使ってリッチメニューを設定するメリット
LINE公式アカウントの標準機能だけでもリッチメニューは利用可能ですが、エルメ(L Message)という拡張ツールを使うことで、さらに高度で自由度の高いリッチメニューの設定ができるようになります。
- セグメント表示:「新規ユーザー用」「購入者向け」など、ユーザーの属性に合わせて別々のリッチメニューを出し分けることができます。
- アクション連動:例えば、予約が完了した後に別のメニューへ自動で切り替えたり、特定のフォームを送信したユーザーにだけ特別なメニューを表示させたりすることが可能です。
- タブ式メニュー:複数のメニューを“タブ”で切り替えられる仕組みを作ることで、より多くの情報を整理して届けることができます。
このように、エルメを活用することで、リッチメニューを「ただのボタン付き画像」ではなく、ユーザーごとに最適化された接客ツールとして使えるようになります。
リッチメニューの活用シーン|業種別の例
リッチメニューはあらゆる業種・業態で活用できます。以下に、具体的な業種別の活用例をご紹介します。
- 美容室・サロン:
施術メニュー一覧、スタッフ紹介ページ、予約フォームなどを配置。初めての来店者にも安心感を与えることができます。 - 学習塾・スクール:
授業案内、体験授業の申込、よくある質問のページなどをまとめて表示。保護者の不安解消や情報収集がスムーズに。 - オンラインショップ:
新商品一覧、カートを見る、注文履歴、セール情報など。購入導線が明確になることで、売上アップにも直結します。
このように、リッチメニューはお客様が求めている情報へ最短で誘導できる導線設計のカギとなる機能です。
ビジネスに合わせて自由にカスタマイズできるのも、LINE運用の大きな魅力の一つです。
リッチメニューが「表示されない」5つの主な原因
1. 表示設定の不備
エルメでは、作成したリッチメニューに「表示条件の指定」が必要です。
「デフォルト表示」や「アクション設定」をせずに保存していないと、ユーザーには何も表示されません。
2. 表示期間の終了
表示する期間が「過去の日付」で設定されている場合、リッチメニューは自動で非表示になります。
3. 保存ボタンの押し忘れ
意外と多いのが「表示する」にチェックを入れたのに「保存」ボタンを押し忘れるミス。保存しないと設定は反映されません。
4. LINEアプリ側のキャッシュ
LINEアプリにはキャッシュ(過去データの一時保存)があり、古いメニューが表示されたままになることがあります。
5. デバイスやOSの影響
古いスマホ、タブレット、一部のAndroid端末ではリッチメニューがうまく表示されない場合があります。
正しいリッチメニュー設定手順とつまずきポイント
1. メニューの新規作成
- エルメ管理画面にログイン
- 左メニューの「顧客対応」>「リッチメニュー」
- 「新規作成」をクリック
- 画像をアップロード、管理名やフォルダを設定
2. アクションの設定
- 画像内の「エリア」をクリックしてアクションを指定(URL・メッセージ送信など)
3. 表示条件を設定
- 常時表示:デフォルト表示にチェック
- 一部表示:アクション条件(例:タグ付きユーザーに表示)
4. 表示期間を設定
- 「無期限」または未来の日付に設定するのがおすすめ
5. 忘れずに「保存」
全ての設定が終わったら、必ず「保存」ボタンを押してください。
保存を忘れると、設定がすべて無効になります。
リッチメニューが表示されないときの対処フロー
【STEP1】基本設定を再確認
- □ 表示設定がされているか
- □ 表示期間が有効か
- □ 保存ボタンを押しているか
【STEP2】スマホの表示を再確認
- □ LINEアプリを再起動
- □ キャッシュを削除
- □ 別端末(iPhoneなど)で確認
【STEP3】エルメとLINEの連携確認
- □ Messaging API が有効になっているか
- □ Webhook がONになっているか
【STEP4】それでもダメなら
- □ アクション条件を簡単にして表示されるか試す
- □ テスト用アカウントで確認
- □ エルメサポートに問い合わせ
さらに使いこなす!リッチメニューの応用活用法
💡 リッチメニュー+ステップ配信でコンバージョンUP
「登録直後はAメニュー」「1週間後はBメニュー」と切り替えれば、ユーザーとの関係性に応じた情報発信ができます。
💡 タグ管理との連携
特定の商品に興味を持ったユーザーにだけ「クーポン付きリッチメニュー」を表示することで、購買率UPが期待できます。
💡 顧客対応メニューとして
FAQ、LINEチャット、問い合わせ、地図などをリッチメニューにまとめておけば、サポートの効率化にもつながります。
まとめ|焦らず一つずつ確認すれば解決できる!
リッチメニューが表示されない理由は、難しいシステムトラブルではなく、設定ミスや確認不足が大半です。
今回ご紹介したチェック項目や手順に沿って対応すれば、初心者でも問題をクリアできます。
LINE公式アカウントの運用は、リッチメニューをうまく使えるかどうかで「反応率」や「継続率」が大きく変わります。
まずは基本の「表示される状態」を確実に作ることが第一歩です。
エルメは無料で始められるので、少しずつ操作に慣れて、自分のビジネスに最適なLINE運用を見つけていきましょう!
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